4月21日から23日まで、静岡県熱海の伊豆山研修センターでマインド講習会が行われた。今回の講習会には日本各地から、約80人の志願者がマインド教育に対する熱意と期待を持って集まった。
▲イ・ヒムン講師の講演
世界的に教育の問題が深刻さを増す中、育ち盛りの青少年に対する現在の教育は彼らの欲求や欲望を解決することができない。
彼らは決して罪悪やゲーム・酒・麻薬・肉の誘惑に勝つことができず、このような部分において学生たちの心を導くべき代案もないのが現実である。
しかしこのマインド教育は、学生たちの根本的な心を正確に表し、人生の正しい方向性を示す心の力を育てることができる。心が弱く、精神的にも苦しんでいる人が多い日本で、心の世界を導くマインド講師の必要性を切に感じ、マインド講習会を開くようになった。今回のマインド専門講師講習会の志願者は、ハードなスケジュールにもかかわらず初日から熱心に講義を聞いた。
▲講義を聞く参加者
▲互いの意見を共有する時間
イ・ヒムン講師は「心」をテーマに、人の心がどのように流れていくかについて三回に渡って講演した。初日には「飛行機にも路線があり、その道から外れると問題が起きる。同様に人生にも道があり、その道を外れるから多くの問題に会うのに、人のせいや状況のせいにしている」と言われた。
また父を離れた次男の話を通して「心の6段階」を説明した。そして健康な心については「運動を続けると筋肉ができるように、健康な心を保つためには心も運動をしなければならない。体の筋肉が運動中の限界を超えたときにつくられるように、心は負担を乗り越える時健康になる。それ故心の管理が必要だ」と、心の管理の重要性を強調した。
▲全体発表の時間に講演する鈴木達也さん
「私は静岡から来ました。私は毎日、朝の8時半から夜中の2時まで、長い時間仕事をしていまいした。会社の役員として上司から受けたものを職員たちに伝える立場だったので、職員に対して横柄に接することが多くありました。そして心もだんだん高くなり仕事をしている最中、病気にかかりました。これがきっかけになってIYF静岡支部とつながり、マインド教育を受けて病気も治り、この教育の重要性を感じました。そしてマインドの講師になり静岡支部やいろいろなところで講演をしたい心が生じました。この講習会が私の家族の人生にも繋がれたらいいなと思いました」-鈴木達也さん-
▲講演後、討論する参加者
▲マインド専門講師の実技試験の様子
▲マインド研修会の修了証を受け取る受講者(左)
毎時間の全体発表では、多くの参加者がパワーポイントを使って講演をした。まだまだ上手ではないが、発表前に「最高のマインド講師〇〇」と付け加えた。参加者のすべての心にすでに日本一のマインド講師になった思いがあり、負担もあったがたくさんの人の前で講演をすることができて喜んだ。講演を聞いた後の時間には、チーム別に集まり講演に対する討論を行った。また夜遅くまでその日の講義案を作成し、最後の日にある試験に備えて勉強する様子を見ることができた。
▲マインド講習会を終えて
今回のマインド講習会を通して、参加者は日本に対する希望と期待を持った。そして私たちが持っているこの最高のマインド教育が日本の方々にも伝わり、日本が変わっていくことを考えると感謝だ。