2016年3月2日、山形県東根市に位置するデイサービス「いーかおえがお」にて国際マインド教育学院の専門講師・松本健一は幸せになる3つの言葉を主題にマインド講演を行った。高齢者の方々30名と職員の方5名が参席し、海外ボランティアの団員によるダンス、アカペラなどの公演を見て楽しんだ。
講師の松本氏は国際マインド日本教育学院が掲げる「心の世界」に関して述べた。併せて「心の運転方法」について学び、老人ホームに入所されている方や職員の方など多くの方々がマインド講演会に参加する貴重な時間となった。そして日本で活動している海外ボランティアの学生たちの公演を通して心が安らいだ。
マインド講演会ではどうやって互いの心が通じ合い、幸せになれるかについて心の表現法となる幸せになる「まあ~きれい」「おいしい」「ありがとう」3つの言葉を学んだ。言葉は力を秘めており、肯定的な言葉の使用とマインドの変化の大切さを学んだ。
ベトナムから来日している海外ボランティアのズムは「父親がお酒を飲んで帰宅した日は家族に大きな苦しみを与えていたため、父を非常に嫌っていました。ところが数日前に父が亡くなり、ありがとうの一言が言えずとても胸が痛みました。」と述べ、自身の経験談を余すことなく話した。多くの人が話を聞く中で感動をし、涙を流す姿も見られた。
デイサービス「いーかおえがお」の職員方も真剣な眼差しで公演を見た上で、マインド講演にも耳を傾けた。「ここに4か国から来日している大学生が公演を行ったのは初めてのことだ。」と述べ、次期の公演とマインド講演会の依頼をした。今回の老人会館での講演会は近隣にも伝わり、他の介護施設3か所からの依頼が相次いだ。